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「目を閉じなさい」と言われた教室で薄目を開けていた自分に特殊能力があると思っていたあの頃

「目を閉じなさい」と言われた教室で薄目を開けていた自分に特殊能力があると思っていたあの頃 表紙イメージ

[著者] 虹海美野

私、のどか社会人二年目。薄目を、目を閉じているのに自分には見える特殊能力があると思い、窓際の席では空に浮かぶ白い雲は天国へ行く動物だと思い、空にとけゆくまで見届ける使命に集中。鉛筆に顔を描いて遊ばせ、授業を聞かず……。学ぶ大切さに気づいたのはずっと後だった。恩師に申し訳ないことをしたという反省と、家族や周囲の人、友達に心より感謝する一方、なんとなく合わないと感じた「外側」の世界と、無意識に願った幼い頃の自由は、「私なりに」小さくとも温められ……。

定価:165円(本体150円+税10%)