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若草の賦 乞食大名一代記 その二 白虎篇

若草の賦 乞食大名一代記 その二 白虎篇 表紙イメージ

[著者] 五十嵐丈彦/愛弓

小野寺、大宝寺との決着もつかぬまま、奥羽の地は豊臣秀吉の支配下に屈し、最上義光も秀吉に臣従した。だが、秀吉没後徳川家康の台頭著しく、それを快く思わなかった石田三成、上杉景勝と覇を競うことになった。西においては石田三成と徳川家康が関ケ原にて決戦。徳川家康が大勝利を収める。一方東の上杉景勝と徳川家康に味方する最上義光も北の関ヶ原と呼ばれる慶長奥羽合戦で三倍の上杉軍を相手に勝利。中でも鮭延典膳が上杉の家老、直江兼続をあわやのところまで追い詰めるなど、勇猛ぶりを発揮し、天下にその名を轟かした。上杉に味方した小野寺、上杉の被官となっていた大宝寺が改易となったことで長年の宿願を果たした最上義光は、五七万石の大大名になる……

定価:880円(本体800円+税10%)